1947-09-25 第1回国会 衆議院 外務委員会 第9号 小笠原島、硫黄島の住民は、昭和十九年六月に米軍機動部隊の大空襲を受けましたので、政府の命令によりまして本土に疎開を開始したのでありますが、大空襲の間隙を縫いまして、海上五百カイリの間を敵の濳水艦の襲撃の危險を冒して、ようやくにして本土に疎開を無事遂げました。六千餘名の者が本土に疎開を完了いたしたのであります。 八並達雄